平成31年4月14日(日)、豊太閤観桜行列が行われました。（毎年4月第2日曜日に開催）
本年の、太閤豊臣秀吉役には、NISSHA株式会社の代表取締役社長兼最高経営責任者の鈴木順也様が扮して頂き、大変すばらしい花見行列が開催できました。
当日は昼前から雨との予報が出ておりましたが、出発前には小雨ということもあり、皆様に喜んでいただくために醍醐寺唐門から出発しました。
また、14日ということもあり、桜の花も残っているかどうか心配されておりましたが、ソメイヨシノもまだ残り、山桜、八重桜は満開、特に金堂横の大山桜は大変美しく咲き誇り、まるでこの日を待っていたかのようでした。
小雨の中、観桜行列は桜の馬場、仁王門、金堂へと進み、清瀧拝殿での参拝は中止となりましたが、観劇（朗詠、舞楽、狂言、寸劇、醍醐花見音頭）は参加して頂いている方々や参拝者等の安全を考慮して、金堂内で行われました。例年は金堂前の特設舞台で行われておりますが、国宝金堂内で本尊・薬師如来の宝前での舞は特別なものとなりました。
途中雨が強まってきましたが、皆様のお力添えにより素晴らしい“花見行列”となりました。

先ず、義演僧正の案内により三宝院本堂で太閤秀吉の位牌に焼香・参拝

行列を山伏が先導

続いて、武将

武将に続き、輿に乗った太閤秀吉

太閤秀吉の後にお局

山伏が対合して迎える中金堂へ

堂内で舞楽

茂山社中による狂言

地元小学生による醍醐花見音頭

東映による寸劇

行列終了後、三宝院純浄観での抹茶