修復プロジェクト対象文化財:詳細
- 【種別】絵画
D002. 大輪明王曼荼羅図 - 【種別】古文書・書籍・典籍
D003. 醍醐寺文書聖教(長期修復) - 【種別】彫刻
D006. 木造五大明王像のうち降三世明王像
下伽藍不動堂に安置される五大明王像のうちの1体。降三世利明王は東方を司ります。インドの主要神である大自在天(シヴァ)と、その妃である烏摩(パールヴァティ―)を踏んで調伏したと説かれています。
江戸時代初期の作で仕上げは丁寧であり、篤い信仰のもとに制作されたことを感じさせます。
毎年2月23日に行われる醍醐寺最大の宗教行事「五大力尊仁王会」では、金堂に移座され、僧侶や参拝者の祈りを受け止めます。
制作年代 | 江戸時代初期 承応4年・明暦元年 (1655) |
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指定の種別 | なし |
指定名称 | なし |
員数 | 1躯 |
安置場所 | 不動堂 |
像高等 | <本体>88.2cm |
品質構造等 | <本体>寄木造、玉眼、彩色。 |
保存状態 | 首の矧ぎ目がゆるむ。 全体に表面が黒ずむ。彩色剥落進行中。 |