醍醐寺/ダイナースクラブ 文化財修復プロジェクト

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修復プロジェクト対象文化財:詳細

D006. 木造五大明王像のうち降三世明王像

不動堂 降三世明王

下伽藍不動堂に安置される五大明王像のうちの1体。降三世利明王は東方を司ります。インドの主要神である大自在天(シヴァ)と、その妃である烏摩(パールヴァティ―)を踏んで調伏したと説かれています。
江戸時代初期の作で仕上げは丁寧であり、篤い信仰のもとに制作されたことを感じさせます。
毎年2月23日に行われる醍醐寺最大の宗教行事「五大力尊仁王会」では、金堂に移座され、僧侶や参拝者の祈りを受け止めます。

制作年代 江戸時代初期 承応4年・明暦元年 (1655)
指定の種別 なし
指定名称 なし
員数 1躯
安置場所 不動堂
像高等 <本体>88.2cm
品質構造等 <本体>寄木造、玉眼、彩色。
保存状態 首の矧ぎ目がゆるむ。
全体に表面が黒ずむ。彩色剥落進行中。

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